2013年3月20日水曜日

プロスピvsパワプロ ペナント対決

このブログ、開設当初の予想を大きく上回り一日の閲覧数が500くらいあるんですよ。ありがたいですね。
まあ検索ワードとか閲覧ページとか見ると海外留学やリードレベルの情報が目当ての方が多いみたいなんで、2chのコピペと詳しくはググれとしか書かれてない当ブログが役に立っているかは微妙ですが。
何はともあれ、腐ってもパワプロ。2012は特に攻略情報の少ない作品となってしまいましたが、それでもまだ情報の需要が供給を上回るタイトルであることは間違いなさそうです。
さて本日はパワプロペナント情報を求めてこのブログにアクセスしてくださった全世界20万人弱のパワプロファンの皆さんにお知らせがあります。

祝・プロスピ2013発売!

というわけで、今回はプロスピ2013とパワプロ2012の双方のペナントモードを比較してみます。パワプロファンなんてどうせ同時にプロスピファンなんだからいいでしょ(暴論)


・プロスピ2013の方が優れているとこ


・支配下登録数が実際の70人
パワプロは投手20人野手24人の計44人しか選手を保有できませんからね。微妙な若手やまだ使えるベテランはどんどん切らなきゃいけません。その点プロスピならクビにするのはもう完全に見切りをつけている選手だけになるので、いくらでも弾を補充できます。

・ドラフトで取り放題
前述の兼ね合いもあるのですが、パワプロは一度のドラフトで3人しか取れません。補強したいポジションがまだあったとしても、強い選手が最後まで残っていたとしても、その必要とされていた選手たちは虚無の彼方へと消え去っていきます。しかしプロスピは3巡目以降もあるのでそんな心配も無用です。下位選手が覚醒して畠山や天谷みたいなロマン溢れる選手が出てくることも大いにあります。

・ストーブリーグの存在
パワプロのストーブリーグは、12球団が一度にFA交渉と自由契約獲得を行い、外国人獲得はその間に勝手にやってくれ、という感じです。トレードは提案することすらできません。プロスピはストーブリーグなるものが存在し、10ターンの間に用意された金額からこれらの補強を進めていきます。若干冗長すぎる感もありますが、12球団と選手の動きが逐次変化し、ストーブリーグの醍醐味をしっかりと表現できていると思います。

・疲労度
パワプロの打者は一切疲れを感じません。ヒロポンか何か?投手にしてもまともなスタミナがある先発6人を用意すればまず問題はありません。なので捕手だろうが平気で144試合フル出場し、控え選手は一年ずっと一軍にいても出場試合0とかよくあります。それはそれで強い選手の成績を見れて楽しいんですが、やっぱり他の選手も使いたい。そこでプロスピ。こちらには疲労の概念があるので、疲労回復の遅い選手や酷使した投手は一旦スタメンやローテから外し休ませる必要があります。その分控えや二軍の選手にも出番が回ってくるのです。
でもそれって面倒臭くね?とお思いのあなた。大丈夫です。プロスピには「選手登録」と「ベストオーダー」という二つのスタメン&投手起用設定があり、選手登録はまさに現在の選手の起用法なのですが、ベストオーダーは「怪我や疲労があったら仕方ないけど基本的にはこのオーダーを守ってね」というもの。つまりコチラを設定しておけば、あとはCPUが適時オーダーを変更してくれます。まあこの機能がどれだけ信頼性があるかは微妙なんですが、オートペナント愛好家としては非常にしっくりとくる機能ですね。

・監督プレイ
ぶっちゃけて言えば昔のパワプロは高速試合にすると監督プレイ的なものができました。2Dのデフォルメ化された球場であれこれ指示をだせました。でもあれって指示がなんか曖昧だし、何より臨場感が皆無なんですよね。というかパワプロ2012の高速試合って選手の交代しか指示出せないし、そもそも高速すぎて監督じゃなくてヤムチャプレイになってるし。だったら操作しろよということになりますが、やっぱペナントって、自分で操作したら終わりだと思うんですよ。操作したらそれ選手=自分になっちゃうじゃないですか。
プロスピの監督プレイは、ペナントと非常に親和性が高いです。手塩にかけた選手を自分が操作するわけでもなく見守ったり、直接声をかけたり。今回からはブルペンもあります。またその打席が終わる部分だけを見させてくれるので、一球一球みるという退屈なこともしなくて済みます。



細かいとこを言えば他にも沢山あります。成長タイプに俊足好守とかがあったりとか、ミートが左右別だとか。でもなんか段々パワプロ批判になってきたんで個人的に言いたかったとこだけにしました。

続いては


・プロスピ2013の方がダメなとこ


・選手一人一人に愛着が湧きにくい
選手数も多く、能力アップの方法も皆平等。一応先発候補とかクリーンナップ候補とかを指定して贔屓したりできるんですが、海外留学のパワフルさに比べると地味です。あとこれ使うと星50強の無難な選手だらけになるし。
結果として強くした選手を使う、というよりも、無数の若手から偶然強くなった選手を使う、という状況になりがちで、出てきた若手に対しては「ああこんな選手いたな」みたいな印象しか持てません。

・システムやインタフェースが毎試合プレイ前提
これはイマイチ説明しづらいんですが、実際にプレイしたことのある方ならわかると思います。なんかオートペナント愛好家を避けてる感じがするんですよね。たとえば日程早送りというものが無く、どんな試合をプレイするかの選択しかありません(どの試合も選択しなければ早送り可)。また早送り時にケガだの2000本安打達成といった情報は一切流れず、ただただ試合結果と順位が表示されるのみ。適度に時間を止めて現状を確認する必要があり、これが結構面倒です。

・外国人選手関連が適当
そもそもお金の概念がシーズン中にはないので、強い選手が来るかどうかは完全に運頼み。スカウトが見つけてきた候補から選ぶということもできず、ただポジションと能力のタイプを指定するだけで、あとは勝手に一人見つけてきて強制的に入団させられます。まあそれはそれでリアルでもあるんですが、もうちょっと楽しませる要素があってもいいんじゃないですかね。あとやたらと強い選手が出やすいのも難点。

・リアル等身
これは完全に好みの問題なんですけどね。ペナントの楽しみって妄想が9割を占めるんですよ。選手の性格とか関係とか、ファンからの印象とか勝手に考えたり。リアル等身にされちゃうとなんか妄想の幅が狭くなる気がするんですよね。ほらRPGがドット絵から3Dに変わった時も似たようなこと言ってた人が沢山いたじゃないですか。当時はそれ全く同感できなかったんですけど、今ならなんかわかる気がします。



悪い方もまだまだ沢山あるんですけどね。コーチがいなかったり年齢を確認しづらかったり。良いところも含めて時間を見つけて書き足していこうかと思います。

とりあえず僕が言いたいのは、どちらも良し悪しがあるということ。好みなほうをやればいいと思います。強いて言えばじっくり楽しみたいときはプロスピ、ゆったり楽しみたい時はパワプロですかね。できれば両方の良いところを取り入れたペナントをどちらか出して欲しいんですが、無理でしょうね。そんなの出されたら次回作絶対買わないし。

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